1年前の今日(昨日)、約6年間？7年間付き合っていた人と別れた。理由は嘘みたいけど「方向性の違い」だ。バンドか。私は。

そもそも本当に好きだったのかと聞かれれば分からない。ただ彼氏という存在がいる、ということの安心感は絶大だった。親からも親戚からも「彼氏作りなよ」とか言われなくて済むからだ。あと単純に依存できる先がある、ということと、自分は彼氏がいるから他の人に優しくされても勘違いせずに済む、というのが利便性ありありのありだった。

ということが恐らく、クソみたいな女たる所以だ。自覚はしている。ただ、彼を大切に出来なかった私の不甲斐なさが問題なのだ。しかしながら相手を大切にするってどういう事か、今でも分からない。

私は毎日人と連絡を取り合うのがしんどい。LINEを毎日するとか、おはようからおやすみまでとかマジでライオンの提供でお送りしてんのかよって思ってた。ただ彼は違った。約6年間？7年間、毎日LINEをくれた。交際当時はまだ学生だったしめちゃくちゃウキウキだったけど、正直大人になってからキツかった。というか疲れた。

ただ、それなりの年齢故に、結婚とかそういうことは考えざるを得なかった。しかし彼との未来、というか自分の未来すら不透明なのに見えるわけが無かった。そもそも、人と結婚して暮らす、とか無理だったし、何より今はアイドルが大事だった。

言わば結婚なんてその気になれば恐らく50歳になってからでも出来るだろう(あくまでその気があればの問題)し。でもアイドルは今しか追えない。それは勿論相手に伝えていた。そして彼もヲタク故にそれを理解してくれていた(と思う)。

去年の今日、花火をしてから公園でベンチに座って彼が「あのさ、」と言った瞬間に私はすぐに察した。「あー、別れるのか」と。そりゃこんだけ長年一緒にいたら分かる。声のトーン、今日の調子、なんか変だなとか、そういうアレ。案の定、そうだった。

彼は泣いていた。全く分からん。なぜ君が泣くんだ。泣きてぇのはこっちやぞ。高3から25までの俺の人生とか青春とか日々とか返せよ。利子つけて返せよって(今は)思ってる。

でもその姿から察するに、きっと彼も私との未来が見えてなかったのだろう。むしろ不憫に思えた。こんなクズと6年間も曖昧に付き合い続けてしまって可哀想に。6年間も縛り付けてごめんな。でも束縛なんてもちろんしてないしむしろ連絡取り合うのすらしんどかったしな…。みたいな具合だ。

ここからが問題だ。問いたい。みんなに(倒置法)。

「嫌いになった訳じゃないから」

は？どういうこと？ん？は？え？あ？ってならん？いや、嫌いであれよ、そこは。嫌いって言えよ。何期待持たせてんの？こんなクソ女に。は？

ほんとこのクソみてぇな文章をここまで読んでくれてる人には言いたい。人と別れる時に「嫌いになったわけじゃない」って言ったらダメだよ。たとえ嘘でも「嫌い」って言いなよ。本当に。その言葉にどれほど私が苦しめられたと思ってんのか。分かってんのかよ。

何故かその後ハグされたけどマジで意味がわからん。別れるならするな、近づくな。って思った。ただ、そう思うことが自分の予防線だし、負けず嫌いだから「わかった」って言っちゃうし、そのまま別れた。

あー案外6年間？ってこんな形で終わるのかぁって思ったし、帰ってからあなたの番ですを見て、寝る時に泣いた。失恋すると女って泣くんやな、って思った。

ただ、この曖昧な関係に終止符を打ってくれて、今では感謝してる。その頃、大好きなYouTuberであるパオパオチャンネルが活動休止をしていてその理由が「お互いにやりたいことをやるため」で、同世代の彼らのその姿勢と、これを機に色々とやってみようと思えた。

甥っ子をテーマにした漫画を書いたり、絵本を作ったり、短編だけど小説を書いたり、漢検や世界遺産検定を勉強したり。今はやりたいことが多すぎて日々がついてこれないくらいだ。

でもまぁ、1年経ったからこそ思う。

自分って恥ずかしい女だ。自惚れてた。好きって言ってくれる存在に。だって、死ぬまで一生愛されてると思ってたもん。馬鹿な女よ。本当に。

あと余談だけど、私は人を好きになるのが怖くなった。だって好きになることの終わりって嫌わられることだし。嫌われるのが嫌だから。だったら好きにならないのが1番いい。自分を守る方法だ。そんでもって、大変なことに私は私を好きになってくれる異性が嫌いだということにも気づいた。こんなクソ女を好きになってくれる人とかセンス無さすぎだろって思う。だからきっとこの先恋はしない。

その上、もはや女が好きか男か好きかも分からない。というか私は私を肯定してくれる人が好きだからそこに男とか女とかそういうのがなくて、単純にみんな好きやーってなる。でも女性を性的な目で見たことは今のところないので、きっと男の人が好きなんだとは思ってるんだけど。

前に母に「私は30歳になったら終わる」ということを言った。別に死ぬとか、そういうのじゃない。単純に、遠くに行きたいのだ。親の目から離れて、誰も自分を知らないところで、自分自身として暮らしたいのだ。今これを書いてる私は「ちゃんばぁ」であって、本名(自主規制)ではない。私はちゃんばぁとして暮らしたい。それは普通にちゃんばぁの方が私の素だから。そういう意味合いで言ったけど通じてなかった。

ここまで読んでる強者おる？いたら拍手しちゃうよ👏

とにかくこの1年間で私は人間としては成長したと思う。よく見た目変わらないって言われるから髪の毛も染めたいし、ピアスも開けたい。1年間早かったなぁ～！

もう今は好きでもなんでもないただの記憶だけど、まぁいい経験だった。今後の人生にフィードバックさせていこうな。

はぁーーーー、よく書き切ったぞ。眠いのに。

死ぬまで一生愛されてると思ってたんだけどなぁ🙄

2020.8.19